2021-05-21 第204回国会 衆議院 安全保障委員会 第4号
防衛省としては、今回の事故を踏まえて、一つ目として、PFOSを含まない泡消火薬剤への交換に際しましては、作業前に配管等の老朽化の状況等を改めて点検すること、二つ目として、泡消火薬剤のタンクや配管経路を洗浄し、洗浄水についても関係法令に従い適切に廃棄をすること、そして三つ目として、PFOSに限らず、環境や健康への影響を及ぼすおそれがあるような物質が流出などした場合に備えて、適切な処理方法をあらかじめ確認
防衛省としては、今回の事故を踏まえて、一つ目として、PFOSを含まない泡消火薬剤への交換に際しましては、作業前に配管等の老朽化の状況等を改めて点検すること、二つ目として、泡消火薬剤のタンクや配管経路を洗浄し、洗浄水についても関係法令に従い適切に廃棄をすること、そして三つ目として、PFOSに限らず、環境や健康への影響を及ぼすおそれがあるような物質が流出などした場合に備えて、適切な処理方法をあらかじめ確認
消火訓練について、PFOSが規制されました二〇一〇年以降は、PFOSを含む泡消火薬剤での訓練は行っておらず、二〇一五年に那覇空港事務所の消火訓練場がなくなって以降は、全国の他の基地に出向いて訓練を実施をしている状況であります。
今回の事故後、回収した泡消火薬剤につきましては、ドラム缶三十九缶に保管しておりますが、この中から五つの検体を採取し、分析したところ、二つの検体から三十一ナノグラム・パー・リットルと三千十ナノグラム・パー・リットルのPFOSが検出され、残りは定量下限値五ナノグラム・パー・リットル未満の結果となっております。
○岸国務大臣 泡消火薬剤の交換においては、一般社団法人の消火装置工業会が作成したマニュアルに基づき作業を行っておるところでございます。 当該のマニュアルには交換作業に当たって配管を洗浄する旨の記載がなかったため、今回の委託業者においても配管の洗浄は実施しなかったと承知をしております。
あわせて、昨年二月のPFOS処理実行計画に基づいて那覇基地全体でこれまでに交換、処分したPFOS含有泡消火薬剤の量と、未交換、未処理の量、今後の処理計画を明らかにしていただけますか。
回収した泡消火薬剤を含む液体は、ドラム缶に入れた上で、漏えいした場合でも地面にしみ込むことがないよう、舗装されている那覇基地内の消防車庫の中で、ブルーシートを敷いた上で保管しております。現在、その液体のPFOSの含有の有無について分析を行っているところでございます。現時点において処分の時期は未定ですが、いずれにしましても、法令に従い適切に処分したいと考えております。
防衛省としましては、PFOS処理実行計画に基づきまして、泡消火薬剤を順次PFOSを含まないものに交換をしている最中でありますが、二月二十六日に航空自衛隊那覇基地の外に出た泡消火薬剤は、PFOSを含まない泡消火薬剤であるとの報告を受けておりました。
泡消火薬剤につきましては、御指摘のとおり、PFASが含まれているものがございまして、可能な限り環境汚染リスクの低い製品を使用していただくことが重要だと考えております。 委員御指摘の代替製品の開発につきましても、今年度実施をしております調査の結果を関係団体等に情報提供しつつ、どういうふうな支援ができるのか、関係省庁と連携して検討してまいりたいと考えております。
PFOSを使用した製品には泡消火薬剤がございまして、現在の在庫といたしましては、全国で約三百三十八・八万リットルの泡消火薬剤の在庫を確認をしております。現在、関係省庁と連携をしながら、PFOSを含む泡消火薬剤の代替の促進に取り組んでいるところでございます。
防衛省としては、このような大規模な流出事故が起こることがないよう、在日米軍の泡消火薬剤の交換ですとか今般の事案の再発防止策について、PFOSなどをめぐる問題全体に関して日米間で集中的に行っている検討の中でしっかりと議論をしてまいりたいと考えております。
防衛省としては、大規模な流出事故が再び起こることがないよう、在日米軍の泡消火薬剤の交換や今般の事案の再発防止策について、PFOS等をめぐる問題全体に関して日米間で集中的に行っている検討の中でしっかり議論をしていきたいと考えております。
防衛省といたしまして、これまで米側から嘉手納飛行場や普天間飛行場におけるPFOSを含む泡消火薬剤の流出事案に関する調査報告書を受け取ったことはございません。 その上で、今般の流出事故については、米側から原因究明のための調査チームを設置したとの説明を受けており、防衛省として流出原因等の詳細な情報を得次第、速やかに関係自治体に情報を提供してまいりたいと考えております。
また、備蓄につきましては、十七の府県におきまして石油コンビナートの火災などに備えましてオイルフェンスや泡消火薬剤を、また、四十の道府県におきまして林野火災に備えました消火薬剤を備蓄をしています。
他方、沖縄の皆様がこのPFOSに関して不安を抱いていらっしゃることは重く受けとめておりまして、外務省からも、米軍に対して、例えば、PFOSを含まない泡消火薬剤へ早期交換を要請し、米側においても、早期交換に向けた作業を進めております。
米軍は、当時、沖縄防衛局への覚書で、嘉手納飛行場では水成膜泡消火薬剤といった製品については、業界の標準的な慣行に従って使用します、このように述べていますが、具体的な保管方法や処理方法については言及しておりません。
この米側の文書に記載をされております「水成膜泡消火薬剤といった製品については、業界の標準的な慣行に従って使用しています。」という文言につきまして、その意味するところを米側に照会をしているところでございますが、今日に至るまで直接的な回答は得られておりません。
御指摘いただきましたPFOSに関係しまして、平成二十八年七月、米側から提出された文書によりますと、嘉手納飛行場の消防車はPFOSを含む水成膜泡消火薬剤を使用していないこと、二点目といたしまして、PFOSを含む水成膜泡消火薬剤は試験目的や訓練目的でも使用されていないこと、他方で、三点目になりますが、PFOSを含む消火システムが稼働している施設が一つ残っているということなどの回答を得ているところでございます
委員御指摘のように、有効な消火性能を有した消火薬剤で環境に配慮されていると評価されたものがあれば、消防本部におきます森林火災への泡消火薬剤の使用に向けました判断材料の一つになっていくと考えております。
環境の影響などを検討する必要があるとの御答弁は私もそのとおりではないかと思っておりますが、現在、石けんなどを用いた泡消火薬剤、この中で有効な消火性能を有して、かつ環境に配慮した泡消火薬剤も開発が進んでいると聞いております。その意味では、今後このような泡消火薬剤で環境への影響を適正に評価することで森林火災への使用を進めることができるのではないかと考えますが、御見解お伺いしたいと思います。
泡消火薬剤の技術上の規格を定める省令がございますが、石油タンクなどに使用されます泡消火薬剤につきまして、油火災を想定いたしました模型でありますB火災模型を用いまして消火性能を確認するための基準が定められております。
平成二十八年一月二十一日付で沖縄県から要請のあったお問い合わせに関する二月十七日付の米軍からの回答要旨について申し上げれば、まず一つ目といたしまして、沖縄県企業局は、既存の合意に基づいて、引き続き生産井戸においてサンプルを採取するために立ち入ることができる、二つ目に、嘉手納飛行場は、過去において、有機弗素化合物、PFOSを含む製品を調達していたこと、三つ目、PFOS含有の水成膜泡消火薬剤は、現在は米国
○岸田国務大臣 先ほど防衛省から回答がありましたように、二月十七日、米側からの回答において、嘉手納飛行場におけるPFOSを含む泡消火薬剤の大部分はPFOSを含まないものと交換しており、今後も引き続き交換していく、こういった説明があったわけですが、これを踏まえまして、先日、二十三日ですが、米側に対しまして、PFOSを含有する泡消火薬剤の使用の可能な限りの抑制、そしてPFOSを含まない製品への早期転換を
米軍からの回答にある業界の標準的な慣行というものの意味するところは必ずしも明らかではございませんけれども、一般論として申し上げれば、例えば、国内法においては、PFOS含有の泡消火薬剤の消火器等につきましては、技術上の基準、これは訓練等で放出した泡消火薬剤の回収ということでございますけれども、それに従って使用すること等の内容に相当するのではないかというふうに考えております。
○政府参考人(久保信保君) 泡消火薬剤の活用でございますけれども、私ども実態を把握しなきゃいけないとこう思いまして、今般、全国消防長会と連携をいたしまして代表的な消防本部を対象に実態調査を行っております。現在、その結果精査中でございますけれども、私ども消防庁で三十二本部を行いました。
大臣に聞きませんけど、泡消火薬剤というのがあるということをちょっと覚えておいて、消防庁を御督励いただくようお願いをいたしておきます。 今日は厳しい質問もしましたけれど、この総務委員会は、地方分権についてはもうみんなで一致協力してやっていこうという委員会であります。そのために我々が頑張っていかなきゃならない。
泡消火薬剤、ちょっと前に北九州の消防局が研究開発をして表彰したんですね。表彰したんですけれども、その後全然消防庁がフォローしておらぬわけですよね。泡消火薬剤、何がいいかというと、少ない水でふわっと掛けるからぱっと消えるんです。あとは、軽いというのがあってホースが軽いんですよね、泡だから。すっと持っていける。
また、泡消火薬剤の配備については、地方公共団体もその備蓄を行えるよう、財源措置の充実に努めること。 五 昨今の多発する企業災害や大規模地震等に対する危機管理の重要性にかんがみ、消防力基準の充実に努めるとともに、全国的観点からの消防庁及び緊急消防援助隊等の体制整備を地方公共団体等と連携しさらに推進すること。 以上であります。 何とぞ委員各位の御賛同をお願い申し上げます。
このほか、苫小牧の石油タンク火災に関連いたしましては、消防庁において、消防本部及び都道府県の協力を得て、緊急消防援助隊の派遣や泡消火薬剤の提供による広域応援を実施をいたしております。また、泡消火薬剤の輸送に当たり、自衛隊機による空輸等を実施いたしました。泡消火薬剤の提供については、在日米軍の協力も得たところであります。
したがって、放射砲とポンプ自動車と泡消火薬剤がワンセットとなっているわけでございます。泡消火法によりますと、六十メートルくらいまで放射することができます。したがって、こういった油火災等、非常な高い温度の火災が起こった場合におきましては、比較的遠くから有効な射程距離をもって火災を制圧できるという能力を持っておるものでございます。そして、海上保安庁からは消防艇二隻が火災制圧のために参っております。